ぽち語録

ぽちの日常

「人生の一椀」読了

id:teatreeさんがご紹介されていて、よさそうだと買いました。予想通り、いいお話でしたー。みをつくしシリーズとはまた違った良さであります。

人生の一椀 小料理のどか屋 人情帖 (二見時代小説文庫)

人生の一椀 小料理のどか屋 人情帖 (二見時代小説文庫)

あらすじ
わたしはもはや武士ではありません。思うところあった刀を捨て、包丁を選びました。刀は人を殺めます。包丁も生あるものを切りますが、正しく成仏させれば、一皿、一皿、一椀一椀の料理に変わります。その味が食べていただいた方の気持ちをほぐし、素材は生まれ変わって血となり肉となります。そして、ときにはそれが、人生の一椀になったりもするのです。(ブックカバーより)


すでに2冊出ているシリーズもので、ひとまず1巻だけ買ったけど、読み終わってすぐ2巻を注文しました☆
7月末に3冊目も出るらしい♪
主人公の時吉は、武士の身分を捨てて料理人になったという過去があります。「のどか屋」にやってくるいろいろな客と時吉の過去が交わって…という感じでしょうか。師匠の長吉がいいよね、うんうん。おすすめです!