ぽち語録

ぽちの日常

「駆けてきた少女」読了

ススキノ探偵シリーズ第7作。今回も高校生が登場です。

駆けてきた少女―ススキノ探偵シリーズ (ハヤカワ文庫JA)

駆けてきた少女―ススキノ探偵シリーズ (ハヤカワ文庫JA)

初出は2004年なんだけど、当時からこんな風にこんな風だったのかしらねー。
【あらすじ】ちょっとした行き違いからガキに腹を刺されて入院した“俺”は、見舞いにきた自称「霊能力者」こと濱谷のオバチャンの依頼で、女子高生の家庭調査を引き受けるハメに。軽い気持ちで手を付けたこの一件と、自分を刺した犯人探しとが交錯した時、すでに札幌の闇に蠢く巨大な陰謀に巻き込まれていることに、“俺”は気づくのだった。いまどきの高校生に翻弄されながらも、ススキノの中年便利屋が奮闘する軽快ハードボイルド。


内容はあんまりおススメできない犯罪などなどなんだけど、軽快ハードボイルドと銘打つだけあって本当にテンポがよく、読みだしたら止まらなくなりました。
「俺」が魅力的なのよね、やっぱり。
書評を読んだら、著者の他の作品とリンクしてるらしい。そちらも機会があったら読んでみたいです。
終わり方は「あらっ!そうなの…」という感じです。