ぽち語録

ぽちの日常

「スープ・オペラ」読了

阿川佐和子さんの小説は初めてだったかも。テンポがよくておもしろいお話でした。

スープ・オペラ (新潮文庫)

スープ・オペラ (新潮文庫)

還暦の叔母・トバちゃんが、突然できた恋人と旅に出てしまい、一人暮しになった35歳の独身女性・島田ルイ。彼女の家に突然上がり込んだのは2人の独身男性、初老のトニーさんと年下の康介。不思議な共同生活が始まる…というストーリー。
商品紹介で検索したら、なんと映画にもなっていたのですね!主演は坂井真紀で、評判もよかったようで。藤竜也のトニーさんはかっこよすぎる気がしないでもない。


阿川さんはエッセイを昔々に読んだことがあるような気がしますが、小説は初めてだと思います。
タイトルはソープ・オペラに引っ掛けてるようですが、お話の中でスープが重要な位置を占めています。そのスープが美味しそうなんだよね〜。
テンポがいいし、先が読めない登場人物が多くて「どうなるの?」というストーリー。オチはあるようなないような…なんだけど、それでも納得できるお話でした。おもしろかったです♪