書店で見つからなかった高田郁(たかだ・かおる)さんの本は、結局amazonで。
「出世花」は新刊で見つからないんだよねー。むむ。
- 作者: 高田郁
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/08/05
- メディア: 文庫
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八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
- 作者: 高田郁
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2009/05/18
- メディア: 文庫
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2冊買ったうちの「銀二貫」から読みました。人生の節目、節目で使われる銀二貫。今で言ったらどれくらいの金額になるんでしょう。
主人公の松吉は、目の前で父をあだ討ちで亡くし、銀二貫で寒天問屋の主人・和助に助けられます。寒天問屋に奉公して成長していく物語だけど、泣かされたー。
「風が強く吹いている」に続き、今年のベスト本に食い込んできましたよ〜。
いろいろと苦労が重なるんだけど、藤沢周平のように「そんな…!」ということはなくて、それでも前向きに生きていく登場人物たちが清々しい。いいお話読んだー!という満足感でいっぱいです。
ものすごく寝不足だったんだけど、どんどん読み進めてしまいました。字もわりと大きめなので読みやすい。関西弁のやわらかさも心地いいです。文句なしにオススメ。次の1冊も早速読みます♪
GENTEさま、ぜひお手に取ってくださいませ!内容も関西弁もナイスですよ〜。