ぽち語録

ぽちの日常

「聖母 ホスト・マザー」読了

いろいろと考えさせられる内容でした。肯定も否定もできないよな…ううん。

聖母 ホスト・マザー (徳間文庫)

聖母 ホスト・マザー (徳間文庫)

代理出産のお話。主人公は30歳前に子宮を全摘出してしまい、子どもを産めなくなってしまいます。
実のお母さんや義理の妹を巻き込みながら…という内容です。

わたしは運よく・たまたま妊娠、出産を経験できたわけですが、主人公のように「どうやっても妊娠できない」という状況になったら、いろいろ悩むと思います。出産を切望していていなかったとしても。

結婚自体も運よくできたという感じで…どうしても結婚したい!と思わなかったし、かと言って「結婚しない」と決めていたわけでもなく。「結婚できたらしたいよね〜」というスタンスでした。よく言えば欲がないというのか?

お話のように義理の姉妹から頼まれても本当に困るよね…。申し訳ないけど。
代理出産についての結論は出ないけど、女性の結婚や出産、仕事のことなどにも言及されていて、いろいろ考えるきっかけになると思いました。読んでよかったです。