ぽち語録

ぽちの日常

「風が強く吹いている」読了

すっごくおもしろかった!いいお話でした!

風が強く吹いている (新潮文庫)

風が強く吹いている (新潮文庫)

昨日の会社帰りに本戦が始まり、ちこたんが寝てから続きを読もう!と思っていたのに、一緒に爆睡しておりました…なかなか寝ないんだもん、ちこたん。
買ったまましばらく放置してあったんだけど、今年のベストと言っていいぐらいよかった!(単行本は2006年に出てるから、世間的にはすごーーーく今さらなんだけどね…)

初・三浦しをん、お名前は知ってましたが、どんなお話を書いているかも知らなかった私です(エッセイもおもしろいらしい)。
はてなキーワードだと「学生駅伝の最高峰、箱根駅伝を目指すランナーの青春群像を真正面から描き切った作品」。これだけ読んだら「ふーん」って感じだし、同じアパートの大学生10人(それも陸上未経験者が7人)で箱根駅伝を目指すという、ある意味荒唐無稽な内容だけど、登場人物が本当に魅力的でおもしろくて、いいお話。
特に、本選での一人ひとりの思いなんて、通勤電車で泣きながら読んだわ〜。箱根駅伝の中継で映る風景の中を、彼らが走っている情景が浮かんだぐらい。
箱根駅伝って、ここ数年はわりと見ているけど、少し前までのお正月はサッカーやラグビーが忙しくて見たことなかったな。

ハイジが魅力的!わたしもこんな大人になりたい…え?
読み終わるのがもったいない本でした。でも、おもしろくて先を急いじゃう。もう一回読もう。
どうでもいいことだけど、本の紙が大変好みでした。気持ちいい手触り。


映画も結構よかったみたいで、見てみたいなー。しかし、ハイジは小出くんだよね。ぴったり!(他の人はよく知らない…双子は彼らしかいないだろうな)