電子書籍で読んだ「のぼうの城」がおもしろかったので、続く和田竜作品。
他の作品は電子化されてなかったので、書籍を購入しました。
今回は伊賀忍者のお話。マンガにもなってるらしいよ!
- 作者: 和田竜
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/02/26
- メディア: 文庫
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忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦の火蓋が切って落とされた──。
織田軍と伊賀との戦いが中心なんだけど、伊賀の内情、織田信雄を中心とした織田軍の面々などその他の話もすごく面白い!
「のぼうの城」もそうだったけど、人物描写が絶妙なんだよね。ちらっと出てくる織田信長がすごく印象的だったり、織田信雄を巡るエピソードもいいんだなー。
伊賀の忍びってこんなにすごかったんだ!という驚きもありました。
最後はちょっと切なかったりいろいろだけど、面白かったです。
読み終わってすぐに再読しちゃったもん。おすすめです。和田竜作品、また読みます。