ぽち語録

ぽちの日常

「花散らしの雨」読了

よかった〜!このシリーズ、目が離せません!

花散らしの雨 みをつくし料理帖

花散らしの雨 みをつくし料理帖

■あらすじ
元飯田町に新しく暖簾を揚げた「つる家」では、ふきという少女を
下足番として雇い入れた。早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つる家」よりも先に供されているという。はじめは偶然とやり過ごすも、さらに考案した料理も先を越されてしまう。
度重なる偶然に不安を感じた澪はある日、ふきの不審な行動を目撃してしまい――。
書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第二弾!


新たな登場人物、ふきと老女りうがまたいい感じで。
高田さんはマンガの原作を書いていたそうで、そのせいか文章を読んでいると情景が浮かんでくるの。橋の上から見渡す景色」とか、吉原の里とか。そして、食べ物の描写も美味しそうなのよねー。
つつましさとか、分をわきまえるとか、ひたむきに生きるとか、登場人物たちの生き方もすごくいいのです。

しかし、1日1冊ペースで読んでるってどうなの〜!?もっとじっくり味わって読んだらどうかと。